幻想神域的文学
ずっと通っていた茶店が閉店とのことで別れを惜しみに行きました。
どうも、べっちゃらです。
またひとつ失うんだな…。
昨日はメテオだけやってゲームするのやめました。
なんとなく、無性に、自分が愛する音楽を垂れ流したいと思ったからです。
こういうときに無理くりインしてゲームやってもなんにもならない。
ただ画面に映るもう一人の自分がフラフラとするばかりでただの迷子。
その迷子を何処かに導けるほど、高貴な指は持ち合わせていないのでした。
この世界を歩くのにも随分と慣れてしまったように思います。
何かや誰かを救っているようで、ただ放置しているうような。
この世界は愛に満ち溢れているようで、どこか他人行儀で「誰かがやってくれるだろう」なんて思う起源の使者やそれを待つ人たちばかりです。
でも本当にこの世界を救えるのは起源の使者ではなくて、
ただただいびつに光るお金といういやつだけなのかもしれない。
そんなことに薄々気づきながら知らないふりをしてると
簡単にリアルとゲームが交錯して、歪んだ世界に心をときめかすのです。
振り返れば随分深いところまで来てしまったように思います。
始めはあんな浅瀬にいたというのに。
ゴールの見えないてっぺんを目指している自分がいます。
「今だってまだ引き返せるんだぜ。」
そんな声も聞こえるけど、今の自分にゃ引き返す勇気もないよ。
もう疲れたと立ち尽くしていれば
誰かがこの手を引っ張ってくれるだろうか?
そんな人が自分の周りにはいるのかな。
君の周りはどうだい?
こんな自分と君が繋がれば少しは良くなるのかな。
今、自分の世界は随分と真っ暗に感じます。
何が正しいのかもよくわからないし
どこで間違えたかもわからない。
いつだって分岐点は用意されていたのに
それに気づけず道は一本だと思い込んでいたのです。
この世界にはリセットボタンが用意されていて。
それを押せばすべて消えることが出来ます。
ボタンに手をかけて思うよ。
ーーみんなが笑っていられれば、それだけでよかったのにーー
「そんなことはただの戯言なんだよ」
「そんな世界はリアルにもゲームにもないんだよ」
「自分勝手な妄想に過ぎないよ」
じゃあ、今、ここでリセットボタンを押すことに意味はあるの?
さよならを言うにはまだ早いでしょうか。
もう手遅れなのでしょうか。
今日もまた夜が更けたころ、あの世界でお会いしましょう。